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11章:低域分割バスレフ形エンクロージャー

低域エンクロージャー板材の選択

低域:TAD TL-1801 ユニット最低共振周波数:26Hz 再生周波数帯域:26Hz〜2,000Hz

エンクロージャー寸法:幅 810mm  高さ 1,000mm 奥行 600mm
TAD TL-1801第2低域分割エンクロージャー低域分割周波数125Hz〜71.0Hz
TAD TL-1801第3低域分割エンクロージャー低域分割周波数63Hz〜実測20Hz

バッフル板材
[厚さ40mm][単板1枚板]

ケヤキ ニレ科ケヤキ属[落葉広葉樹][気乾比重0.69]
単板自然乾燥無垢材[20年以上]1,000×7,000mm×t40mm

ケヤキは重硬で、耐湿、耐久性に優れています。
狂いがあばれが落ち着くまでにかなりの時間が必要となります。
広葉樹の中では良材として古くから建築材、家具材、建具材、造作材として幅広く利用されています。
特に寺社建築に重用されたり、農家の大黒柱としても利用されます。

天板 側板材
[厚さ40mm][3枚合わせ]

マツ科マツ属ヒメコマツ[姫小松][常緑針葉樹][気乾比重0.45]
厚さ 40mm自然乾燥無垢材[15年以上]1,000mm×7,000mm×t40mm

アカマツ[赤松]に比べ木目が細かく、特に乾燥した材は軽軟で狂いが少ない。
建築材、造作材、建具、天井材、楽器等ではピアノの響板に利用されます。

裏板材
[厚さ50mm][2枚合わせ]

マツ科マツ属アカマツ[赤松][常緑針葉樹][気乾比重0.52]
自然乾燥無垢材[15年以上]1,000mm×7,000mm×50mm

アカマツは密で堅さは中ほど、加工は容易にて狂いはややあるが水湿に強く、耐久性にもすぐれています。
建築材、造作材、土木材、船舶材、バルプ原料材、経木など幅広く利用されます。

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