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6章:TADユニット

7WAY 適合ユニット選択設計条件

TAD:LOW LOUDSPEAKER:低域ユニット:TL-1801 8Ω
再生周波数帯域26Hz〜2,000Hz:音圧レベル:96.5dB/W/1m:最低共振周波数:26Hz

[ユニット特長]

  1. 460mmの大口径ウーファー フェライトマグネット11.200ガウスの高磁束密度
  2. 巻幅23mmの無酸素銅エッジワイズボイスコイル、15mmの振幅でも正確な駆動力を維持、40mmまで機械的破損を起こさない高耐久力
  3. 最大入力800Wの卓越した再生能力
  4. 長時間の再生にも優れた再現能力を維持できる放熱機構
  5. 磁気回路を7本のアルミダイキャストフレームで支持し、共振対策の処理
  6. 振動系にはケプラー繊維入りの高剛性のパルプコーンを採用
  7. コーン紙表面に高分子フィルムをラミネートし、防滴性を確保、コーンの分割振動による音質劣化を排除する技術

TAD:MID LOUDSPEAKER:中域 ユニット:TM-1201 8Ω
再生周波数帯域:200Hzから3,000Hz 音圧レベル:100dB/W/1m
最低共振周波数:52Hz口径 300mm 最大入力:300W[定格150W]

TAD:HIGH DRIVER 8Ω 中高域:MIDHIGH DRIVERユニット:TD-2002 8Ω
再生周波数帯域:800Hz〜22,000Hz 出力音圧レベル:111dB/W/1m[60×30ホーン装着時]
最大入力:40W[800Hz 12dB/oct]
クロスオーバー:800Hz以上遮断特性12dB/oct
総磁束:74,200マックスウェル 磁束密度:19,500ガウス

[ユニット特長]

  1. 真空蒸着技術によって高純度に形成された軽量、高剛性の口径48mmベリリウムダイヤフラムを採用したコンプレッションドライバー
  2. フラットな周波数レスポンスと優れた分解能や過渡特性
  3. 純鉄ポールやトッププレートなどで精密に組上げられた強力な内磁型の磁気回路
  4. 低歪みで超高音域まで伸びきる優れたリニアリティと広帯域再生を実現
  5. 音波の位相乱れを防ぐフェイジングプラグには.超高域での位相整合が可能な円環状スリットを採用[3重スリットリアタイプ]
  6. 給電部では内部のダイヤフラムアッセンブリ−へ外部から直接リード線で接続、内部の交流磁束や音圧の影響を低減したクリアな音質

DRIVER WOOD ORIGINAL HORN
外形寸法 W500×H140×D260 H60゜/V30゜カットオフ周波数:140.0Hz
開口穴径50mmドライバー接続部穴径25.4mm 材質:サクラ無垢材
ユニットの全面にホーンを取り付け.能率を高める意図.
ホーンは低い周波数まで再生すると開口の長大なものになる為.
本体とのバランスを考慮し.製作は実用的な大きさで中音域の能率をあげる工夫.
中低音帯域はミッドバス[TAD TM-1201]で補うこととする.
充分に低い音域まで再生しようとすると能率が高く.振動径が軽量でしかも剛性が高なることが必要とする。

TAD:SUPER HIGH FREQUENCY LOUDSPEAKER 8Ω
高域:SUPER TWEETER:ユニット:ET-703

[ユニット特長]

再生周波数帯域 5,000Hz〜45,000Hz 出力音圧レベル 107dB/W/1m
最大入力30W[5KHz.-12dB/oct]
クロスオーバー 5.000Hz以上[遮断特性12dB/oct以上]
リアコンプレッションタイプのホーントゥイーター

[ユニット特長]

  1. ベリリムによるエッジとダイヤフラムの一体化
  2. 35mmの大口径ダイヤフラム3:不要なエッジ共振も再生帯域外へ追放することにより広帯域化と同時に優れた過渡特性と抜群の解像力を保持
  3. 磁気回路には高い磁気エネルギーを持つ希土類コバルトマグネット使用し.磁束密度20.000ガウスを保持
  4. ボイスコイルをアルマイトコーティングの純アルミエッジワイズ線で磁気キャップ中の導体占有率を極限まで高め高能率化を達成.

TAD TD-4003
TD-4003

TD-4003断面
TD-4003断面

TAD ET-703
TAD ET-703

ET-7003断面
ET-7003断面

5章:マルチユニットの選択条件7章:TADの歴史