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2章:音楽感動に挑む

マルチスピーカー・マルチアンプ による
ピュア音楽再生

複数のスピーカーを介して個々の演奏楽器の再現を試みる。
実在感.サウンドの立体感を表現し、楽器の音像定位、演奏会場における空気感、その大きさまで感じさせる豊かな響き、さらにホールに展開する独特の観衆のざわめき、歓声の響きまでを再現させる。
リアルに展開する臨場感とその空気感、はたして電気再生術でどこまで描写できるのか!
最先端の技術を要することなく音場空間を得る模索、その思考錯誤の結論として試みたのが可能とされる再生法、ユニットにおける*マルチスピーカー・マルチアンプシステム挑戦でもありました。

*マルチシステム
マルチアンプシステムに関しては過去の著書にたくさん残されており、決して新しい音楽再生方法論ではないと考えます。
今回の章題に関しては方法論ではなく追求論と理解して考えて下されば有り難く感じます。
音楽の再生に対しての究極の愉しみ方にスピーカーユニット追求のこだわりがあります。
そのユニットにおける再生能力を具現化し、数値における最大の再生効果を捕え、さらには、可能の限りの技術を追求し、創生されたサウンドの実態を探ってみたいと考える願いでもあります。
今の時代であるからこそ挑戦してみる価値もそこにあると確信できます。
現在ではほとんどのスピーカーシステムは一体成形とされており残念ではありますが、マルチシステムにおける姿形はどこかに置き忘れられているのではないかと感じます.
それぞれの音楽愛好家.オーディオファンの願望でもありますマルチシステムは
追いかける理想の音に少しでも近づくことのできる優一のサウンドシステムであります.
それには音楽再生の究極が潜んでいると確信でき.理想となる音のイメージを追求できると同時に求めるクォリティ サウンドでもあるマルチシステムはさまざまな魅力を秘めているかと想像します。

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