ホーム » TAD UNIT 7WAYに挑戦

オーディオの趣味[Taste]の最終目的
音楽を楽しむ

音楽を愛する人ならば誰もが描いてみたい願望があります。

それは自宅の音楽再生装置であたかも演奏ホールにいるかのような臨場感を創生してみたいと考えるのではないだろうか!

その願望は私だけでしょうか!

音楽愛好家、サウンド設計者、レコーディング技術者、オーディオ愛好者、立場と職種は違っても、音楽に対する情熱はそれぞれ倍以上の想いがあるかと考えます。
個人はオーディオ歴35年、電気工学[通信]に学び、オーディオ一筋の人生でもあり、また、音楽の世界に没頭し続けた理由は学術にて試みてきた体験の中でさらに再生音楽を極めたい。その願望を叶えてみたいと想う挑戦でもありました。
TADユニットによる音楽再生の挑戦は2チャンネルデスクCD、SACD、DSD録音の音楽ソフトを最大限に調音し、極限の音楽再生を創生してみたいことが目的でもあり、2チャンネルの原音再生を忠実に再現し、その音源より捕らえた楽器の音色、さらにはホールの臨場感、ライブにおけるリアル感、スタジオ録音のリアリティーなども把握したくTADユニットによる低域分割7ウェイマルチシステムに挑戦をする事を描きました。
設計から製作における作業の過程等を写真添えて文章にしました。
章を描く為.数々の文献を参考とさせて頂き、各著者に深く感謝致します。

1章:音楽体験 コンサートホールの響き
 ■オーディオのFinality「究極」の目的とは
2章:音楽感動に挑む
 ■マルチスピーカー・マルチアンプによるピュア再生音楽
3章:比類なきTADユニットに挑戦
 ■基本に忠実な技術こそが本物の技術
 ■TAD精神でもある音響哲学に学ぶ
4章:広帯域再生出力に挑戦
 ■TAD低域分割方式に挑む
5章:マルチユニットの選択条件
 ■マルチユニットにおける基本性能
6章:TADユニットの選択
 ■7WAY 適合ユニット選択による設計条件
7章:TADの歴史
8章:辿り着いたサウンドTAD
 ■スピーカー形状の基本原理を探る
 ■スピーカー&エンクロージャー
9章:超低域再生に挑む
 ■エンクロージャーの振動解析
10章:バッフル板材の選択
 ■密閉エンクロージャーの設計製作
11章:低域分割バスレフ型エンクロージャー
 ■低域エンクロージャー板材の選択
12章:スタジオ再生における低域分割方式
 ■低域分割エンクロジャア基本設計
13章:低域エンクロージャー分割方式
 ■密閉型バスレフの音圧比較
  2.位相比較
  3.群遅延比較

14章:TAD UNIT分割低域エンクロージャー設計
 ■TADユニット適合エンクロージャー製作
 ■TAD 木組によるエンクロージャー製作
 ■TAD 振動と補強対策
 ■TAD UNIT取付方法
 ■TAD エンクロージャー定在波対策
15章:TAD UNIT 7WAY
 ■完全密閉型ENCLUSURE
 ■製作者と職人の総合技術
16章:エンクロージャーの完成
 ■魅力の解明
17章:エンクロージャーとTADユニット
 ■ユニットの装着に関して
18章:TAD SAUND究極のサウンド
 ■挑戦の2文字の始まり
19章:TADサウンド 究極の音質
 ■ダイレクトストリームデジタルDSDにおけるサウンド調音
20章:驚嘆に値するレコード音源
 ■アナログ デスク レコード 音楽記録方式の始まり
21章:レコードの歴史
 ■音声記録方式
 ■初期SPレコード回転数
 ■SPレコードの録音特性
22章:LP[ステレオ デスク]レコード出現
23章:レコードの原材料
 ■ワックス盤録音カッティング
 ■ワックス盤のメッキ
 ■レコードの製造工程
 ■LP EPレコード製造
 ■メタルマザー
 ■スタンパー
 ■マスタープレス
 ■DMM